クレマチスの丘で増山たづ子写真展を見て来ました。


故郷の徳山村がダムに沈んでしまうというので、村の隅々まで写真を撮り続けたたづ子さん。

想いが伝わってきて堪らない気持ちになった。

見学者の中には涙目で見てる方もいました。


加瀬亮さんの言葉なんだけど、
増山たづ子さんは、徳山村が消えゆく前に、まるごと写真の中に引越しさせ、時間の制限からはなれて村をいつでも訪れることのできる場所にしたように思います。途方もない悲しみや怒りが透明なレンズをさらに磨いたのか、写された光景がただひたすらに明るく、優しいのに強く胸をうたれました。」



本当に写真の中に引っ越しさせたような感じだ。
被写体の村民の方々が笑顔だから生き生きとしていて、今も写真の中で生きてるようだ。


増山たづ子さんは2006年に永眠している。
徳山ダムは2008年に完成している。




この展覧会は7月までやっています。
もう一回ぐらい見に行こうかなと思います。
徳山ダムも行ってみたい。