ヤクザと家族見て来た。
いやーーー凄い映画だ!
超傑作だ!!!
ビックリした!
こんな映画は初めてぐらいだ。
土曜日に見たのにまだ余韻に浸ってる。
感動もそうだが色々考えてしまった。
まず、ロケ地が生活圏内だという事。
ここあそこか?みたいな風景たくさんあった。
そういう部分でも感情移入した。
静岡の街中のドンキ、沼津仲店商店街、富士市の工場群、吉原本町を出演俳優が闊歩したり走ったりと。
磯村勇斗君は沼津で凱旋ロケだ。
ストーリーもキャストの演技もキャラも完成度高すぎだ!
そしてメッセージ性も。
この映画はヤクザ映画でもあるが、社会派映画でもあるしヒューマニズム映画だ。
反社の人々に人権は無くていいのか?
差別ではないのか?。
家族も巻き込まれる。
家族とは?
血の繋がり以上の繋がりを持つ家族もある。
本当の家族となる人に負い目も。
時代が変わる時、取り残される者は絶対いる。
綾野剛が14年ぶりにシャバに帰ってきたが暴対法や条例で締め付けられ斜陽の一途を辿る柴崎組は見るに耐えない。
かっての舎弟の市原隼人に会うがよそよそしい。
ドロップアウトした人が真っ当な生き方するには社会は受け皿がとても小さいし、偏見差別は一緒にいる人にも及ぶ。
こうも思った。
例えば今はコロナで世の中変わって来た。
ちょっとしたキッカケで誰もがころげ落ちてしまう。
そして、這い上がるのはとても難しい。
コロナになったらなったで誹謗中傷差別の的だ。
社会は弱い者、浮いた者を見つけてスケープゴートする。
みんなの不満をぶつける相手を用意する仕組みになっている。
攻撃されたら飽きるまで耐える。
噛み付くか死ぬ奴もいるけどな!
もう一回見たいけど、二回見たら熱が冷めるだろうから見ない方がいいだろうな。
数年後にDVDを買おう。
心動かされた物は所有したい。
でも、家で配信やDVD見るって他の事しちゃうから出来ない。
勉強や運動もそうだが集中できる場って大切だよな。
映画館空いてていいわ〜。
聖地巡礼したいから仲店商店街と吉原本町行きたい。
富士の工場を眺めたくなった。