父発進

父がやっと歩くことを覚えてくれた。パチンコ店に行く為に歩くという選択をとることにしたのだ。片道3・5キロ程を歩いたのだからたいしたものだ。パチンコに対する情熱がそうさせたのだがよくやったぞ!頑張ったな!と褒めておいた。帰りは疲れて母に迎えに来てもらったそうだが、父の中で意識改革が起こっているのだろう。彼は過去に、歩いてる奴は馬鹿、疲れるだけ、イカれている、シコッて寝てた方がましとアナ−キ−な発言を度々繰り返していた。が、今日はなんと、たまには歩くのもいい、人の畑や庭を見たり、風景を見たり中々良いとまともな事を言っていた。
やっと人間的成長を初めてくれるようだ。
充分事故に気をつけて頂きたい。いろいろ注意をしておいた。道路を渡るときは左右を確認するんだぞ!他人の家の中をじろじろ見たりするなよ!転んでも自分で起きろ!その他いろいろ言っておいた。

喜ばしいことだがちょっと心配だ。携帯持たせようかな。